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再造林の遅れを背景に2020年12月23日に鹿児島県南九州市頴娃町の熊ヶ谷国有林内で開催された再造林研修会。鹿児島県では木材需要の高まりによる皆伐が増加傾向にあるなか、再造林が追いついていない現状が続いている。再造林が遅れると、皆伐後に草本類や灌木類が繁茂してしまい、地拵えにさらなる労力がかかってしまう。
この悪循環を断ち切るために期待されているのが地拵えの機械化だ。そこで、草刈りアタッチメント「SLANETRAC FH80」を扱うKAENKO重機株式会社が招かれ、重機地拵えのデモンストレーションが実施された。
デモの舞台となった熊ヶ谷国有林内の山林も、すでに皆伐から数年が経過。太さ数センチはあろうかという灌木類が、人の背丈ほどの高さまで繁茂していた。しかし、FH80を装着した重機がそれらを苦もなく粉砕してみせると、参加者からは「おお~!」と歓声が上がった。FH80は灌木類などを「刈り払う」のではなく、チップ状に細かく「粉砕」してくれるため、枝条の後片付けも必要ない。
さらにその後は、参加者の希望に応えるかたちで丸鋸タイプの「HS55」、ヘッジカッタータイプの「HC150」のデモンストレーションも実施。いずれも灌木類をものともしないパワフルさに、多くの参加者が釘付けになった。
キャタピラー自走し、丸太を送るベルトコンベアと玉切り用のチェーンソー付きの薪割りプロセッサー。ドイツメーカーでタイヤをクローラーにカスタマイズしています。
最大粉砕能力は余裕の50トン。ねじれた木や二股の木もわけなく薪にします。キャタピラー自走し、丸太を送るベルトコンベアと玉切り用のチェーンソー付きの薪割りプロセッサー。
その場で強力破砕するアタッチメントシリーズ。モデルによって異なりますが、用途にあわせて刃を選択可能であるため、多種多様な現場で活躍できる破砕機アタッチメントです。
バケットやハサミなどのアタッチメントヘッドを360度旋回させることができ、さらに左右に40度ずつ傾ける(チルト)こともできます。3次元の複雑な動きを手元のレバーで自在にコントロールすることにより、作業効率が飛躍的に高まります。